スーパーメトロイド
スーパーファミコンで登場した、メトロイドシリーズの作品です。
扱いとしては、「メトロイドⅡ」で惑星SR388において遭遇した「ベビーメトロイド」を連邦の科学アカデミーに持ち込み、メトロイドの平和的利用の研究を一任して元の賞金稼ぎに戻ったある日、アカデミーから緊急事態の連絡が届きます。
アカデミーに乗り込んだサムスがそこで目にしたのは、倒したはずのリドリーがベビーメトロイドを持ち去る現場でした。
サムスは再びスペースパイレーツを壊滅すべく、惑星ゼーベスに単身潜入します…
そんなストーリーとなっており、シリーズお馴染みの「ボム」や「ミサイル」「スクリューアタック」等に加え「スピードブースター」や「チャージビーム」「グラップリングビーム」等と言った新要素も盛り込まれています。
また、スーパーファミコンとなって画質が向上し、サムスのスーツがヌルヌル光っていたり、敵のリアルさ等が大きく向上しています。
難易度としても、それなりに高く設定されていて、狭い足場での精密操作や、敵の弱点への正確な攻撃等を要求してきます。
メトロイドシリーズとしては、「シークエンスブレイク」と呼ばれる、本来必要なアイテムを取得していなければ、通過することができない通路やマップをテクニックで強引に通過するというものがあります。
このスーパーメトロイドでは特にそういった所が多く見られ、どこをどういった手法で切り抜けるかを考えるやりこみ要素も豊富でした。
メトロイドシリーズは特に海外では人気タイトルで、このスーパーメトロイドではROMを改造して、様々なアレンジバージョンが作成されていることでも有名です。いずれも難易度が非常に高く、完成されている出来で、作品への愛を感じられました。
本編をクリアしてまだ物足りないという方にはおすすめです。