ポケットモンスター赤・緑
言わずと知れたポケモンの原点のソフトです。
当時子供だった私にはよく分からないのですが、通信ケーブルを利用したソフトとしては当時画期的だったんだなぁ、と今振り返れば思います。
大まかなあらすじとしては、ポケモン博士である「オーキド博士」から「ポケモンずかん」をもらい、各地に生息するポケモンを集めつつ、各街に居る「ジムリーダー」とポケモン勝負を行ったり、ポケモンを悪用して利益を得ようとする「ロケット団」と戦ったり、最終的に「ポケモンリーグ」を勝ち抜きチャンピオンを目指すのが大まかな流れになります。
その後のお楽しみとしては、自分のバージョンでは手に入らないポケモンを友達と交換したり、育てたポケモンで対戦したりがメインコンテンツになります。
「赤・緑」世代の私もそれは毎日のようにポケモンを育てたり、兄弟や友達と対戦や交換などを行い、今でもポケモンを通しての思い出が2,3は思い出せるくらいの名作だと思います。
また、この初代ポケモンは、バグ(裏技)が多いことでも有名で、例えば151匹目の「ミュウ」というポケモンを出現させるバグ、手持ちのポケモンを1回の戦闘でレベル100まで上げるバグ、アイテムを増殖させるバグなど、挙げればキリが無いほどのバグが見られるのもポイントです。
中には進行不可能になったり、データが消えてしまったりするものも含まれていましたが、そういった部分も含めて子供だった私は熱中することが出来ました。
BGMも素晴らしい出来で、アレンジ版のBGMが後のポケモンにも使われていたりします。ジムリーダー、トレーナー戦、道路でのBGM…挙げれば名曲が無数にあります。
このポケモンの対戦要素を活かして、全国大会が催されるなど、今なお盛んなゲームの初代をプレイすることが出来た年代に生まれることが出来たことが、とても幸せだなとカセットを見る度に思わせてくれます。